日常生活で「グローバルな人間」になる方法

日本企業の社員に「グローバルな人材に必要なスキルは?」という質問に、

ほとんどの社員が「英語力」「コミュニケーション能力」と答えたという。

あながち間違いではないが、ビジネス上の一部分に通用するポイントかと。

 

企業へ入社後のグローバル人材の育成は大事なことですが、その前に。

 

日常生活の中で自分自身にグローバルなベースを作っておけばいい

ベースを作っておくことで「グローバルな人間」として

次のステップであるビジネスに役立つグローバル人材になりやすい。

外資系企業で働く私の視点でご紹介します。

「グローバルな人間」になるには物を作るより簡単です 

  1. 「グローバルのベースを作る」とは? 

  2. グローバルな経験 

  3. 私が出会った3人

  4. グローバルな視点の作り方

  5. やるかやらないかは自分しだい

  6. 行動を起こした先には必ず結果がついてくる

 

「グローバルのベースを作る」とは?

視野を広くし、人、物、場所に興味を持ち、見たもの聞いたものを知識にして、

あらゆる人と物怖じせずコミュニケーションが取れる精神を身につけることです。

 

身近なとこでも、プライベートや仕事の場面で、人や物、場所において、日本だけでなく世界も視野にいれた目線で、

グローバルな精神で対応できたらいいなと思う機会が増えています。

例えば、

イタリアンレストランで、でてきたお料理の食材のことやイタリア旅行した時のことなど、

自分の知識をもりこんでお店の方と話して会話が広がる。

その後お店を訪れた時に、自分のことを知ってくれていてもっと会話が盛り上がる。

そこでまた新しいことが聞けて知識となり、視野が広がる。

 

私も長く外資系企業で勤務していることもあり、「グローバル」というワードは様々な局面で出てきます。

「この件はグローバルで統一されている」「それはグローバルで考えないと」など、飛び交っています。

 

物事を日本目線でみるよりは、日本を含めた世界目線でみたほうがより面白い発想となるのは間違いない。

「グローバルなベース」を持つことで、積極性、チャレンジ性、責任感など前向きな精神が向上します。

またグローバルスタンダード(世界基準=当たり前)を理解しているほうが、会話に説得力がでます。

 

グローバルな経験

帰国子女、海外留学、ビジネス留学経験など、日本とは違う環境で生活を経験している人は、

人間形成の中で、物事への対応力とコミュニケーション能力の成長に大きく影響しているのは間違いないでしょう。

積極性、チャレンジ性が無くては生活できません。

「生活」は生きていくための行動であり、異なった環境を生き抜いてきた人達は机上で語ることができない貴重な経験をしています。

 

しかし、グローバルな精神、能力を作るのは海外在住経験でなくても、旅行や日常生活でも十分に習得可能です

もちろん語学はできるに越したことはないですが、語学が堪能だからといってグローバルな人間とは限らない。

 

私が出会った3人

  • 私が働いる会社のひとりの男性は、英語、フランス語、イタリア語を話せる日本人、

人とのコミュニケーションが苦手でビジネスやプライベートで語学を全く活用していない。

いわゆる「宝の持ち腐れ」っていうやつ

喉から手が出るほど彼の語学力がほしいです、、、、

 

  • ひとりの女性は、旅行が趣味で人と接するのが好きな人

留学経験など無く、英語も流暢に話せないが

社内では外国人社員といつも楽しそうにコミュニケーションをとっている

旅行や週末にちょっと外出した時の話

おいしかったお菓子の話

社内の人のゴシップなお・は・な・し(笑)などなど

とにかく話題が豊富でお互い興味津々で話している

片言英語でも好奇心があれば、「聞きたい、話したい」という思いで通じている

仕事の対応もスピーディーで完璧、彼女ならどこの国に行っても大丈夫

「グローバルな人間」確定です。

 

  • 日本在住2年目の20代フランス人男性は、日本語の勉強を一生懸命頑張っています。

会話やメールもなるべく日本語を使い、日本語ゼロからかのスタートでしたが

2年目でかなり上達しました。

毎週末必ずどこかに出かけて、初めての食べ物にも挑戦して楽しんでいます。

日本のあちこちにも旅行して私より日本のことが詳しいです(笑)

もちろん仕事においても優秀はグローバル人材です。

この先彼が違う国で仕事することになった時に、日本でのこの経験がさらにレベルアップした「グローバルな人間」として発揮することでしょう。

彼の日本に対する好奇心と、スキルアップへの向上心に頭が下がります。

 

グローバルな視点の作り方

グローバルな人間は視野を広く会話に広がりがある

日本に住んでいる人達は日本に興味を持っている人が多いです。

日本人であればまず日本の文化、歴史などの知識をつけて、日本人としてのアイデンティティを持つことが大切です。

日本を含めた世界を見る、世界から日本を見る

視野が広がり地球を上から見下ろしたグローバルな会話ができる

日本のことや日本以外のことを知っていることで、人と話す時の話題が豊富になり会話が広がります。

 

やるかやらないかは自分しだい

「グローバルな人間」になるのは難しいことでは無い、なりたいと思う気持ちのみ

世界の生活、人、場所についての視野を広げるためには、海外に行かずとも今や様々習得手段があります。

本、YouTube、ネット、周りの人との会話、外国人とのコミュニケーション など

 

ものを作るより簡単なこと、自分しだいです。

自分から動けばいいんです、自学の意識改革です。

大事なのは楽しんでやること、できることからコツコツと。

 

  • 好奇心を持つ、自分が気になったものからでいい、見たり聞いたりする
  • 俯瞰視点を持つ
  • 世界を見る、知る
  • 世界から日本を見る、地球の上から会話する
  • コミュニケーション能力のアップ、人に興味を持つ、国籍関係なく
  • 語学ができてもコミュニケーションしなければ意味がない
  • 日本のことを知る、文化、歴史などの知識を持つ
  • もっと話したい、もっと深いコミュニケーションをしたい人は語学勉強、最低でも英語

 

行動を起こした先には必ず結果がついてくる

グローバルなベースと精神を作り「グローバルな人間」になって、

次のステップのビジネスに役立つグローバル人材になればいい

 

行動を起こした先には、、、

  • これまで気づかなかったとがたくさん見える
  • 視野を広げて会話の幅がでる
  • 判断断力アップ、スピード解決
  • 好奇心、行動力、実行力のアップ
  • アイデア力、提案力のアップ
  • 積極性、チャレンジ性、柔軟性、責任感、使命感の向上
  • 友達が増える

 

外資系企業では、自分がやり遂げた仕事や自分は今後こうなりたい、とうアピールができなければなりません。

自分のベースに少しでもグローバル人間の精神を作っておくことで、プライベートや仕事で必ず役に立ちます。

 

ここまで生意気なことを書いてきましたが、私自身も「グローバルな人間」として出来上がっているかと言われると、、、

日本にいて楽な現状に甘えて、自学意識が薄れているようでです、反省です。

 

周りを見て楽しみます Lett’s global!

 

美貴 ゆみ梨

 

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Posted by yumiriblog